【大天使・ミカエル】
キリスト教的世界観では、大天使ミカエルは、最後の審判でラッパを吹き鳴らし、死者の魂を秤で計る役目を負い、罪を糾弾するサタンに対して人間を弁護する立場でも
あるといわれています。
最近では、『光の翼』シリーズの著者ロナ・ハーマンによる
アーキエンジェル・マイケルからのメッ
セージが多くの人々にシェアされていますが、
古くはジャンヌ・ダルクにお告げを授けフランス軍の勝利を援けたのも大天使ミカエルとその仲間の天使たちでした。
オーラソーマのカラーケアシステムでは、大天使セットと呼ばれるボトルシリーズの
いちばん最初に登場するのが、大天使ミカエルのボトルです。上層ペールブルー/下層ペールイエローからな
る2色の組み合わせは、小我(イエロー)を超えて神の青写真(ブルー)に従って生
きるという選択をサポートし祝福するボトルともいえます。
また、ライフワークについて考えているときによく選ばれるボトルでもあります。
大天使ミカエルは、天界と人間界の間で具現化することをサポートしているので、与え
られた仕事をこなすだけの生活のための仕事ではなく、その人の内側にある真実
(グリーン=ブルー+イエロー)を表現するためのライフワークやそれまでのキャリア・パスにおいて心強いサポーターとなってくれます。
ヨーロッパにおける大天使ミカエルは今でも篤い信仰の対象で、9月29日の「聖ミカエルの日(ミカエルマス・デイ)」には各地で大祭が開かれます(そういえば、イギリスの大学では秋から始業する新学期のことを「聖ミカエル学期(ミカエルマス・ターム)」と呼んでいました)。
日本の大天使ミカエル聖堂(沖ノ島天主堂)
日本の大天使ミカエル聖堂(沖ノ島天主堂)
英語名のマイケル(Michael)、フランス語名のミシェル(Michel)、スペイン語名
のミゲル(Miguel)、ドイツ語名のミヒャエル(Michael)、イタリア語名のミケー
レ(Michele)、ロシア語名のミハイル(Mikhail)、スウェーデン語名のミカエル
(Mikael)などは、いずれも大天使ミカエルにあやかって付けられた名前です。
各地にミカエルの名を冠した教会や寺院も建立されていて、フランスの モン・サン・ミ
シェルやイタリアの
サンタンジェロ、イギリスの セント・マイケルズ・マウントなどです。つづく
写真添付
函館トラピストに立つ大天使・ミカエル。
心の旅路の原点になりました。
私が去ったあと、修道院長からお手紙をいただきました。