母の祈り
一昨日5月7日で母が旅立ち早や、49年の歳月が流れました。来年は没後50年目になります。
母は秘かに祈り続けてくれました。
母から来る手紙の末尾にいつもこう書いてありました。
「わたしは祈っています。お前のこと。神仏に手を合わせて今日も祈っています。いつも祈っていますからね。」 母より。
最近思うのは、あの祈りの中には、
私一人への祈りではなく、今どのように人々のために行動するかが、その場かぎりではなく、先々のためにも大切だと私に自覚を促したのではないかと思えるのです。
わたしたちにとって葬式が人生の別れ、終わり〓ではない。人間は永遠の命を与えられているのだと母の祈りを改め思い返しています。