ジョン・バニヤンも召命を受ける以前、何度も生命の危険に曝されています。

一度はベッドフォードの川でボートが転覆して溺れかけたり、またある時は、まむし の口を開けて指で毒牙を引き抜いたが、無事であったとか。

とりわけ彼が神に感謝せずにおれないほど深い感銘を受けた事件がおきました。

16歳で軍隊にはいった時のことです。

彼は敵の包囲攻撃に引っ張り出されました。

隊の仲間が彼の代わりを引き受け、戦地に行きました。

いよいよ包囲攻撃になり彼は歩哨に立ったところが頭を一発うたれて死んでしまいました。

当時、チャールズ1世と議会との間に内乱があり、その時の出来事でした。

除隊して、彼は20歳そこそこで結婚しています。

2人ともひどい貧乏で所帯道具、皿1枚さじ1本もない有様でした。

彼の妻は、父の形見の2冊の本を持っていました。

アーサー・デントの『凡人の天国への道』と、ルイス・ベイリの『信仰の実行』でした。

彼には新鮮な驚きを与える内容でした。

若い妻と2人で炉辺で読んだこれらの書物、また、彼女が語った父親の敬虔な生涯の物語には彼の胸の奥底に眠っていた宗教心を呼び覚ましたのでした。

神の召命には必ず、時、人、場所等が深く関わって来ます。

あの使徒パウロのようにです。

続きます。

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