私は良い人間関係を築くことの大切さを、イエス様と母から学びました。
信仰生活も基本は、神と人間の良い関係を保つことから始まります。
神との良い関係を保つことなしに、良い人間関係を保つことは難しいです。
苦しい時に私は生まれ育った故郷を思い出します。
今も母屋のあの懐かしい部屋の空気を優しい風をそのまま感じます。
大切な想い出です。
“故郷は遠くにありて想うもの”を実感します。
私がイエス様に強く惹かれるのは、 魂の故郷が天に在るからだと確信しています。
渡り鳥が古巣を忘れないように、鮭が生まれた母の川に帰るように、私も魂の故郷を目指す旅人です。
ジョン・バニヤンが身近に感じられるのも、 イエス様を慕う魂の持ち主は、知らぬまに”天路歴程の旅人”になっていたのかも知れません。
ジョン・バニヤンは神との正しい関係を模索しました。
彼が人々に誤解され、罵倒されながらも、辛抱強く信仰を求め続けたのも、人々にイエスの路が真の幸せの路だと気付いたからでした。
1660年の11月のことでした。
バニャンは国教徒の牧師でもないのに説教した、と言う理由で、ベッドフォードの牢獄に閉じこめられました。
彼はここに6年間、1666年の夏まで入っていました。
続きます。