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「愛の樹」グループ愛の会は、40年前、愛川牧師が学んだ神学校の聖書講義とキリストの御言葉との矛盾に苦しみ、御言葉がインカネーション(受肉)しなければ虚しいと悟り、教団、組織の後ろ盾なく、横浜・寿町のドヤ街に身を投げだしたのが始まりでした。


日本全国のドヤ街に行き、ホームレスの親方と話し合い、寝泊まりするなかで、愛川に従う弟子たちが集まり、神奈川エクレシア・イエス・キリストの家(「愛の樹」グループ愛の会の前身)が誕生しました。

愛川には、武藤富雄長谷川保賀川ハルさんとも交流がありましたが、キリストの御言葉の実践に結びつかない場合は、距離を保ちました。キリスト新聞社の前社長も弟子のひとりです。キリストの歩まれた道をひたすらたずね、歩いてきたのです。

聖書講義は禁じています。ホームページにも、聖書解釈のページを作ってほしいとの希望が寄せられますが、理屈は学者に。
わたしたちは原始キリスト教会の弟子たちが辿った純粋無雑な道をひたすら歩く。これに反した弟子たちは去って行きました。
私たちは小さな群れです。

心底困っている人には、とことん手を差し伸べます。
フィリピンのUCCP(フィリピン・キリスト合同教会)にも沢山の弟子たちかいます。
彼ら自身にも聖書解釈ではなく、御言葉の実践を伝えています。

ふるさとの家には牧師も訪れますが、いわゆるゲストスピーカーではありません。
ひとりのキリスト者として、自分自身の信仰の証のためであり、また、愛川に、個人的に牧会の難しさや悩みを相談するそうです。
いつでも御言葉の実践が焦点であり、価値観、意見の相違はあっても、相手の立場、人格の尊厳を損なうことはありません。

大阪のドヤ街にいるカトリックの本田哲郎さん(フランシスコ会日本管区長)も、愛川と出会い、御言葉の実践について問いかけられました。その後、一度神父を離れ、2年間ホームレス仲間に入って、日雇い労働者になりました。今の彼は愛川に出会う前とは別人です。

以上が愛川牧師の弟子教育の方針です。従って信者は一人もいません。また、常識的な意味での布教活動は一切しません。
小さな群れの一人ひとりが、静かに職場や学校、地域や家庭のなかで実践を続けています。

以上簡単ですが、愛の樹の実体をお知らせいたします。

2010/07/12
「愛の樹」グループ愛の会