兄貴へ
甘えの構造を持った僕の末っ子魂は、この痛みを両親の与えし試練と思い頑張っているつもりだが、ほんとうの自分がどこにあるのか見失ってしまう。
たったこれだけの痛み、されどこんな痛み、僕の乗り越えたはずのステージ をいとも簡単に壊してしまった。
「痛い、兎に角痛い」叫び声をあげてしまう。
「時が薬か?」
この時の流れが自分から遠退いていくばかりだ。
もうすぐ3月になる。
いつまでぐずぐずしているんだ!
オショチ†も去年の右腎臓と胆嚢摘出後、麻酔が切れて、悲鳴をあげました。
普通、腰の部分に痛み止めの針を刺しますが、一度失敗しているので、断りました。
これ以上麻酔は使えないと言われました。
悪夢、地獄を見ました。
付き添いの若い看護師さんが、一晩中傍に居て、介抱してくれました。Uさんです。
異常な幻覚にも襲われ気が狂ったのか?と、思いましたよ
痛み止めは医師の指示でしたが、あの激痛は不思議に脳には残りませんでした。
君の痛みがどれ程かよくわかります。
痛みは時には人格さえ否定します。
人間性を破壊します。
今、M君に何も出来ない
泣いて、喚くのは自然体です。
我慢することは無い!オショチ†も恥ずかしさをかなぐり捨てたのです。
2010/02/23 オショチ†より