‖エデンの園‖
神は東ほうにあるエデンに、一つの園をつくり、そこに人を住ませました。そこには、美しい木や、おいしい実のなる木などがしげっていました。そして園のまんなかには"命の木"と"善と悪を知る木"がはえていました。
一つの川がエデンから流れでて園をうるおし、そこからわかれて四つの川となっていました。
第一の川はピソンと呼ばれ、第二の川はギホン、第三の川はヒデケル、第四の川はユーフラテスと呼ばれていました。神はエデンの園にひとをつれていって住まわせ、園のせわをさせたり、番をさせたりしました。そして「おまえは園のどの木の実でもすきなようにたべなさい。しかし「""善と悪を知る木"の実だけは食べてはいけない。それを食べたら、きっと死ぬことになるから」と言われました。また「ひとがひとりでいるのはよくない。わたくしはひとのために相手をつくってやろうと言われました。けれどもまずはじめに、野のすべてのけもの、空のすべての鳥をひとのまえにつれてきて、ひとがけものゃ鳥になんと名づけるかごらんになりました。」