【はじめに】

人生のドラマの始まりは、些細なことが幕開けになることもある。

自分でも可笑しな、首を傾げたくなるような体験は、霊的な高次元の神の啓示ではなく、易占い師とのちょっと変わったエピソードが発端である!

続編で、聖書に記述されている占いにも触れて見たい。



【街頭の易占い師】

建築科の学生時代、今から約60年ほど前。

寒い冬の夜。

勉強不足を補い下宿に帰る途中であった。

博多駅の近くで、同級生の木村辰秀君に誘われ、老人の男性占い師を冷やかすつもりで占いをしてもらったことがある。

【筮竹→ぜいちく】

易の占いに使う細い竹の棒。
筮竹(ぜいちく)をガシャガシャ音を立て振り回し、何回か束ねて又、ガシャガシャ!占った結果を厳かに告げられた。


あなたは博多に運がない。上京しなさい。良い方向に行くでしよう。東から風が吹いています。但し条件付きです。小さな事を大事にしなさい。足元に気をつけて、それから大言壮語は禁物。あなたの生涯は宗教に関わると出ました。真剣にやりなさい!

不思議なことに木村君からは見料をとり、私の見料は要らないと言う。

木村君は

可笑しな占い師だなー?何故君が無料で僕だけ払うのか?
可笑しいなぁー?変わった易占い師だねー?

当たるも八卦、当たらぬも八卦だからなぁー?

僕は地元向きだとさ!君は上京しろよ!

後で何とか言ってたな?

「仕事の選択を誤らないようにとか?」

お互い、せっかく建築家を目指しいるんだから、あの占い師のおっさんの話は忘れろよ!君に悪いことをしたな、ごめんよ!

私は、何か街角の占い師に不思議な感情を抱いた。

何処の誰とも知れぬ初対面の若者に貴重なアドバイスを無料でしてくれるとは!

占い師と言うより何か私の先を既に見透している不思議な人物に見えた。

人間の姿をし、占い師に仮装した神の使いか?守護霊か?

占い師の言葉に引き込まれた訳ではないが、私はなんとなく、これから始まる運命を予感した。



【テレパシー】

占い師から発信されるテレパシーを身体全体が感じた。

五感によらず、ある人の意志や感情が(遠く離れたところにいる人にでも)他の人にも伝達される、コミュニケーション手段。

【インスピレーション啓示・神からの霊感】

人間同士のコミュニケーションの手段、テレパシーが人間の五感を超えているくらいだから、神から発信される高次元の霊感はただ事ではないと直感した。

インスピレーションは創造的な様々な過程で、神から啓示をうけ、閃くもの。

人類への神からの賜物かと思う。

但し無条件では無いはず。

人類を不幸にする発明ならいつか人間自身が神の賜物の取り扱いを誤ると自滅の危険性がある。

あの「ダモレスクの剣」である。

誤ると、王自身の頭に鋭い剣が容赦なく突き刺さる。

権力も人間が身勝手に振る舞えば自滅破壊する。

アインシュタイン、エジソン、スティーブ・ジョブズ、最近ノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥教授等々。

彼らは才能と同じ重さの責任も負わされているはずである。

人一倍の才能と努力以外に「閃き」が与えられて何かにたどり着いたがその先を深く考えなければなるまい。



【万能は神から】

使徒パウロの生涯は、キリストの聖霊の愛の助けを借りて人々の救いの手助けをやってのけた。

人間にいつか訪れる

死に対する身の処し方、肉体の死を超えた新しい生命の復活を詳細に示した。

正に人類救済の大事業の始まりであった。

愛の樹オショチ†

ピエトロ・ダ・コルトーナ「パウロの回心」(1631)

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