【序章:闇の中から】

導くものに霊魂が導かれ、一瞬のうちに、わたしの霊魂は宇宙の果てにいた。

『闇・暗黒』の果てに導くものが言った。

『この闇が神のご意志、あらゆる生命の再生、生命の始まりの境目だと、分かるかと?問われた。』

『途方に暮れたわたしは、ただ恐ろしいと、辛うじて答えた。』

全てが暗闇の中に沈んでいる。森閑として”音無き無の闇”ひたすら暗黒である。

振り返ると遥か彼方にぼんやりと光が見えた。

『あれは、わたしが先ほどまでいた現実、あのどこかに地球があり愛する命が、今も変らぬ人々の暮らしが営まれているのでしょうか?それとも、もはや、わたしの帰り行くあの懐かしい暮らしはただの幻影だったのでしょうか?と、導くものに問い掛けた。』…

『…?』

『わたしの目前に立ちはだかるこの境がもたらす恐ろしい暗黒に、寸時も、霊魂は耐えられそうにありません!

しかし?もし?
この暗黒界は・創世記の神が創造なされた宇宙の闇の世界の、光りの始まりであれば?

創世記の、中の、闇が地の面を覆っていた。あの混沌の闇の世界であれば?もし、そうなら後に続く天地創造の、神のご意志が、第一日目。第二日目。第三日目。第四日目。第五日目。第六日目。に至るならば、暗闇から光りの世界に至る過程の始まりであれば!わたしの霊魂は救われ、希望がわたしを支え、底知れぬ死の恐怖から、脱出できます!
嗚呼!わが神よ!
この暗黒に、耐えられます。』

神が天地創造の大いなる業を成し遂げられ!
第七日目を聖日とお決めになられた創世記の神の偉大なドラマにたどり着くならば。

天界の秘儀!
無から有を成就なされた神の御名を心から誉め讃えます!

更に、神のご栄光の見証者に選ばれた悦びを、改めて我が生涯かけて果たします。

『もし?わたしが暗黒の中から内なる霊魂を与えられ、神の偉大なご意志を識り得たなら、宇宙の果てに導かれた深遠なる真理。を、悟り、主の御名を賛美いたします†』

わたしを連れてきたものが答えた。

『暗黒は神のこれからの天地創造の第二幕の幕開け!なにものにも知らされておらぬ秘密。あなたが見た過去は全て去り行き、これから再生される永遠の影に過ぎない。

神はご自身の分身として、人を創造なされたそれは神の映像に他ならない。忘れてはいけない。人は神の映像であることを!

暗黒に秘められた神のご意志とは?これから新たに展開する(人間の邪悪を取り除いた生命の)深化(進化ではない)の始まりです!

まだ人類が未体験の人間の”知識”が届かない次の世の命の揺りかごです!』

続く。

愛の樹オショチ†

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