シラ書20:1〜17

    語るにも黙るにも時をわきまえよ
とがめるのに適切でない時があり、
黙っている方が、分別を示すこともある。
心の中で憤るよりは、とがめる方がよい。
過ちを自ら認める人は、恥を免れる。
情欲にかられて
    おとめを犯そうとする宦官のように、
力ずくで正当性を主張しようとする者がい る。
黙っていて、知恵ある人と見られる者もあり、
しゃべりすぎて、憎まれる者もいる。
答えられないために、黙っている者もいれば、
時をわきまえて、黙っている人もいる。
知恵ある人は、時が来るまで口をつぐむ。
ほら吹きと無分別な者は、
    時をかまわず、しゃべりまく る。
口数の多い者は、嫌われ、
他人の話を奪う者は、憎まれる。
〔とがめられて改めるのは、なんと立派なことか。
お前は故意に罪を犯さなくても済む。〕

    人生には予期せぬことがある
不幸な目に遭って、幸せを見つける人もいれば、
思わぬ幸運に巡り会って、損をする者もいる。
送り主に何の利益にもならない贈り物もあれば、
二倍になってお返しが来る贈り物もある。
名誉を求めて、恥を受けることもあれば、
身分の卑しい人が一躍頭角を現す例もある。
わずかな金で多くの物を買い、
後で、七倍も支払う者がいる。
知恵ある人は、言葉が少なくても慕われるが、
愚か者は無駄なお世辞を振りまく。
分別のない者からの贈り物は、
    お前に何の利益ももたらさない。
〔けちな人間がしぶしぶする贈り物 も同様である。〕
彼は、自分が贈った物より更に多くのものを
    期待しているのだから。
彼は、わずかな物を贈って、多くの小言を言い、
町の触れ役のように、その口を開く。
彼は、今日貸 し付けて、明日はその返却を迫る。
こういう者こそ、憎むべき人間だ。
愚か者は言う。「わたしには友がない。
親切にしたのに、何のお礼もしてくれない」と。
愚か者のパン を食べる者は、彼の悪口を言い、
なんと多くの人々が、
    しばしば、彼をあざけり笑っていることか。
〔彼は自分の物を正しい心で扱わず、
他人の物も自分の物と区別しないのだから。〕

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