シラ書12:1〜18

相手をわきまえよ
善い業をするときには、相手をわきまえよ。
そうすれば、お前の善い行いは感謝される。

信仰深い人に善い業をなせ。
そうすれば報いがある。
たとえ彼から受けなくても、
いと高き方が報いてくださる。

悪事にしがみついている者や、慈悲の心を持たず、施しをしない者には、
幸福はやって来ない。

信仰深い人に施せ。だが、罪人には援助するな。

謙遜な人に善い業をせよ。
しかし、不信仰な者には施すな。
不信仰な者には食べ物を拒み、何も与えるな。さもないと、彼はそれで 力を得て、
お前に立ち向かって来るだろう。
不信仰な者に施すあらゆる善い業は、
二倍の悪となってお前に返って来るだろう。
いと高き方御自身も、罪人を憎み、
不信仰な人にあだを返される。
〔主は、報復の日まで、彼らを監視しておられる。〕

善人には与えよ。しかし、悪人には援助するな。

友と敵について

幸福なときには、真の友を見分けられない。
不幸なときには、だれが敵かはっきりする。

人が幸福なときには、敵はねたみ、
不幸なときには、友でさえ離れていく。
決して敵を信用するな。
彼の悪意は、緑青のように、人をむしばむ。

謙遜な態度をとり、腰を低くしてやって来ても、用心して、彼を警戒せよ。
彼に対するときは、鏡を磨くように自分を磨け。
絶えず磨いていれば、
彼のさびで害を受けることはない。

彼を傍らに立たせるな。さもないと、お前を押しのけて、
お前の地位を奪うだろう。
彼を右側に座らせるな。
さもないと、お前の座をねらうだろう。
そのときになって、わたしの言葉を悟り、
わたしが語った言葉を思い出しても、
後悔するだけだ。

蛇使いが蛇にかまれ、
猛獣使いが獣にかまれたとしても、 だれが同情するだろうか。

罪人に近づき、
その悪にむしばまれる者も同じである。

彼は、お前がうまくいっているときには、
一緒にいるが、
落ちぶれたときには、離れ去ってしまう。
敵は、口先では甘いことを言っても、
心ではお前を穴に陥れようとたくらんでいる。
敵は、目に涙を浮かべても、
折さえあれば 殺そうと、血に飢え渇いている。

災難がお前にふりかかると、
彼はお前の目の前に現れ、
助ける振りをして、お前の足をすくう。
彼は、うなずいたり、もみ手をしたりするが、
裏では陰口をまき散らし、顔つきを変える。

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