阿蘇山の麓に小さな温泉宿があります。

その裏山に地獄谷があります。

白い湯煙がいたるところからごうごう!と地響きを立てていました。

地球の赤々と燃えるマグマ、心臓の鼓動を身近にかんじられます。

ぽんこつ車に乗り、横浜の集会場から1500キロくらいありますか?

箱根にも大湧谷がありますのに、わざわざ九州の山奥まで何故祈りに来たのか?

途中で疲れて寝込んでいたときでした。

雲ひとつない青空が一転かき曇り、まもなく大粒の雨が激しく降り始めました。

山の斜面から茶色の濁り水が押し寄せてきます。

必死の思いでぽんこつ車を動かし難を逃れました。

雷が光った途端づしん、びりびりと肌に雷の放電気が伝わってきました。

見ると鳥肌が立っていました。

1時間くらい降り続きましたが、あっと!いう間に晴れ上がり、青空が見えました。

夏の日差しが眩しく、霊光に打たれた思いでした。

祈り求めてさ迷い歩いた時ですから、示されたら何処に行くのか自分でも見当がつきませんでした。

ただ素直に従うのが自分に出来ることぐらいは理解出来ましたが。

雨上がりの山道は滑ります。

やっとたどり着いた地獄谷はますます激しく白い湯煙を吹き上げていました。

足元が熱いです。

祈りました。

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